ちょっと作業実績レポートが溜まって来てしまいました。
悪い癖です。
こちらでは、先月のお盆中にお預かりさせていただいたR56 MINI JCW(ジョンクーパーワークス)の作業レポートをさせていただきます。
7月下旬くらいにマウント類の交換で相談をいただき、予定通り8月中旬での作業という事で、ご入庫いただきました。
ご入庫時になんと、走行中?エンジン掛けはじめ?時にガス欠に似たような症状でストールして、その後暫くエンジンがかからない状態になってしまうとお客様よりご申告。
チェックエンジン点灯もなし。
エラーコードの入力もなし。
ロードテストを少ししてみるも症状が全く再現せず。
燃圧も異常なし。そもそも燃料ポンプも正常動作してそう。。
じゃあなんだ?
燃料フィルターの点検をし、それなりに劣化していたので、お客様に相談させていただき、
先ず燃料フィルターやインジェクターの清掃からって事で部品を取り寄せてスタート。
作業は、シート外して蓋外して、、、ってノリでさくっと完了です。
しばらく様子見がてらテストで乗らせていただいて、、、
大丈夫かなーと思ったら、ほんと走行中にエンスト!からの全く始動しません!
立往生したのが2車線ある道路で、ギリ助かったー。。
左側に寄せて、チャーンスとばかりに道路で点検開始!
イグニッションONにしても燃料ポンプの動作音がしないことから、給電していない事が判明したので、
燃料ポンプリレーが疑わしい。。
確か、この型だとヒューズBOX(ジャンクションBOX)についていたような。。。という記憶から、軽く刺激してみると、、すんなりエンジン始動するという、、、
って事でこちらがNGという事が断定されたのですが、
部品も高いし、お盆明けにならないと来ないしって事で、お客様承諾のもと、基盤リペアという暴挙に出ました。
(部品代なんかより全然安くできるので)
失敗したら交換なのですが、元々交換前提なので修理出来たらお互い儲けもんって事です。
ジャンクションBOXを三枚におろして、基盤を露出させたら、やはり燃料ポンプリレーの端子が半田不良みたいな感じになってました。
しっかり再半田して、元に戻して、再度ロードテストして(かなり入念に)、、再発しませんでしたので、これで大丈夫!!
なので、次の作業にマウントは予防整備的な感じなので、トラブルもなくマニュアル通りな作業でした!
エレメントも含めたオイル交換もご依頼いただいていたので、そのまま流れで作業しましたがターボタービンへ繋がるサブタンク下のホースから水漏れしてましたので、部品手配をし、交換。
最後にルームミラーがブラブラだからついでに見て!とのことでしたので点検しましたが、内部の爪が割れてしまっているので中古ミラーを手配して交換。
そのまま交換するとキーレスが使えなくなるので(コーディングすればいいのですが)、ミラー内部の基盤を移植してこちらも完了!
このあとは、リップ部分の修理で鈑金屋さん行き~と仰っていました。
H様 色々お任せいただき誠にありがとうございました。
また何かありましたら是非お任せください。